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ファミコンカセットの端子部分の清掃

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こんにちは、ぎんぎつねです。

今回はファミコンカセットの端子部分の清掃についてまとめてみました。

久しぶりに押入れの中からファミコンで遊んでみようと、カセット取り出して、電源オン!…あれ?何も映らない!?といった経験はありませんか?

年月が経っているし、寿命かな…と諦める前にメンテナンス(掃除)すれば、読み込める可能性があります。

今回はクリーニングの方法を紹介します。

読み込めない原因

ファミコンやスーパーファミコン等のカセットが正常に読み込めなかった原因としては、本体との接続端子の部分に汚れが付着してしまっていることが読み込めない原因の大半のようです。

ということで、この接続端子部分を綺麗にするだけでも読み込めるようになる確率が大幅に上がります。

掃除に使ったもの

ソフトの掃除に使ったものを紹介します。

  • 無水エタノール
  • クレンザー
  • レトロゲーム復活剤
  • キッチンペーパー
  • 綿棒
  • クリームケース

以上です。

順に解説していきます。

無水エタノール

まずはこれで外装や端子部分の汚れを落とします。

直接ボトルから使うとこぼしてしまうので、クリームケースに少量を入れて使うといいでしょう。

外装は無水エタノールをキッチンペーパーか綿棒に染み込ませて拭き取るだけです。

大まかな汚れはこれで落ちます。

全ての汚れが完全に落とせるわけではありません。

シール部分に染み込んでしまうと剥がれてしまうので、シール周辺は綿棒でおこなうといいでしょう。

端子部分も綿棒に無水エタノールを染み込ませて擦り落とします。

力を入れすぎると基盤が割れるのでは…と怖かったですが、意外と頑丈で割れることはありませんでした。

クレンザー

要は研磨剤です。

研磨剤にもいろいろな形状があります。

  • ペースト状
  • 液状
  • シート状

などがあります。

用途に応じて使い分けますが、今回はペースト状のものを使いました。

掃除の手順

手順はいたってシンプルで、クレンザーを綿棒に適量を塗って端子部分をこする(磨く)これだけです。

適量ってどれくらい?と思うかもしれませんが、綿棒に満遍なく塗るようにしてください。

一見付着していないように思うかもしれませんが、そこは感覚で。

あとは綿棒でそのままこすります。

すぐに真っ黒な汚れが付着するで、研磨できているのが一目瞭然です。

汚れというか、研磨された端子部分ですね。

クレンザー使用時の注意点

研磨の際にクレンザーを付けすぎると、余分なくクレンザーがカセットの内部に入ってしまうことがあるので、付け過ぎと、磨く際には注意が必要です。

レトロゲーム復活剤

いわゆる接点復活剤です。

錆などの汚れを落とし、接点との潤滑油の役割を果たしてくれます。

ゲーム機本体とソフトの接点との負担を少しでも軽減するために、使うことを推奨します。

実際、使うとかなり抜き差しがスムーズになりました。

端子部分への負担がだいぶ軽減されるので、本体にもカセットにも有効です。

あとは防錆の役割があります。

掃除の手順

上記で大体書いてしまっていますが、掃除の手順としては、

  1. 無水エタノールでまず全体的な汚れを落とす
  2. クレンザーで端子部分を磨く
  3. レトロゲーム復活剤を接続部分に塗る

以上です。

なにせ古いものですので、可能な限り汚れを取り除くことが肝心です。

一本あたりの掃除時間は?

一本辺り5~15分はかかりました。

本数が多いとそこそこの時間がかかります。

汚れの変化【参考】

実際に掃除したときに画像を載せてみます。

掃除前の端子部分

掃除後の端子部分

端子部分が見違えて綺麗になっているのがひと目で分かると思います。

あと使用したときの綿棒が写っています。

大体これくらいの汚れが取れるということで。

まとめ

今回はファミコンカセットの端子部分の清掃でした。

今回紹介した方法を試せば、読み込める確率は相当上がると思います。

あと接点部分に負担もかからなくなるので、更に長く遊ぶことができるでしょう。

ということで、今回はこの辺で。